- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 経済 >
- 米国経済 >
- 米3月FOMCは現行政策を維持、政策効果と景気動向を注視
文字サイズ
- 小
- 中
- 大
今回のFOMCでは、ゼロ金利政策の2014年後半までの維持等、現行緩和策の維持が決定された。声明文でも景気認識に関して前回よりやや強めにしたことを除くと、特段の変更は見られない。前回FOMCでは、ゼロ金利政策の期間延長、インフレ目標(inflation goal)の設定、FOMCメンバーの金利見通し公表等、様々な政策を発表した直後のFOMCでもあり、そうした政策の効果や、改善しつつある景気の検証、等のため、様子見に転じたものと思われる。なお、「不胎化QE」策が報道されるなど、追加緩和策についての言及はなく、議事録を待つこととなる。また、2014年後半までの緩和策維持に反対した1委員が前回同様、反対票を投じている。
(2012年03月14日「経済・金融フラッシュ」)
このレポートの関連カテゴリ
関連レポート
土肥原 晋
土肥原 晋のレポート
日付 | タイトル | 執筆者 | 媒体 |
---|---|---|---|
2014/04/07 | 金融危機5周年、米経済に変革の兆し-シェールガス革命が復興の鍵に | 土肥原 晋 | 基礎研マンスリー |
2014/03/05 | 徐々に高まる成長ステージ、2015年本格回復を視野に | 土肥原 晋 | ニッセイ年金ストラテジー |
2014/02/25 | 金融危機5周年、米経済に変革の兆し-シェールガス革命が復興の鍵に | 土肥原 晋 | ニッセイ景況アンケート |
2014/02/21 | 寒波の影響色濃い米経済~金融政策はガイダンス変更に注目 | 土肥原 晋 | Weekly エコノミスト・レター |
新着記事
-
2025年05月09日
下落時の分配金の是非~2025年4月の投信動向~ -
2025年05月09日
グローバル株式市場動向(2025年4月)-トランプ関税への各国の対応が注目される -
2025年05月09日
英国金融政策(5月MPC公表)-トランプ関税が利下げを後押し -
2025年05月09日
官民連携「EVカーシェア」の現状-GXと地方創生の交差点で進むモビリティ変革の芽 -
2025年05月09日
ESGからサステナビリティへ~ESGは目的達成のための手段である~
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2025年04月02日
News Release
-
2024年11月27日
News Release
-
2024年07月01日
News Release
【米3月FOMCは現行政策を維持、政策効果と景気動向を注視】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
米3月FOMCは現行政策を維持、政策効果と景気動向を注視のレポート Topへ