2011年10月24日

人気資源国通貨の強みと弱み

経済研究部 上席エコノミスト 上野 剛志

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この10年、資源国通貨は急上昇してきた。高成長・高金利期待によって経常赤字に伴う売りを上回る投資需要を集めてきたためだ。従って、為替の先行きも世界から資金を集められるかにかかっている。世界人口増などプラス材料も多いが、資源国通貨を支える海外のリスクマネーは世界景気失速時には手早く引き揚げられる。足元も調整色が出ているが、世界各国の経済運営の舵取りによって行方が大きく左右されるだろう。

(2011年10月24日「基礎研マンスリー」)

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経済研究部   上席エコノミスト

上野 剛志 (うえの つよし)

研究・専門分野
金融・為替、日本経済

経歴
  • ・ 1998年 日本生命保険相互会社入社
    ・ 2007年 日本経済研究センター派遣
    ・ 2008年 米シンクタンクThe Conference Board派遣
    ・ 2009年 ニッセイ基礎研究所

    ・ 順天堂大学・国際教養学部非常勤講師を兼務(2015~16年度)

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