- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 不動産 >
- 不動産市場・不動産市況 >
- 不動産投資の観点からみた中国商業施設~住宅価格抑制政策の下で注目される収益不動産~
文字サイズ
- 小
- 中
- 大
■見出し
1. 収益不動産への事業分散
2. 中国小売市場の特徴
3. 不動産投資の観点からみた中国商業施設
4. 長期投資における課題
5. 日本企業の投資機会
おわりに
■introduction
中国はアジア地域の力強い経済成長を牽引しているものの、インフレ抑制と経済の高成長を同時に求められるなか、その経済運営は難しさを増している。大規模な財政支出によりいち早く世界経済危機からの回復を実現したが、政府債務が急増し、国民の貧富の格差も拡大した。巨額の財政資金が向けられたインフラ整備や都市開発は、建設業界関係者などに多額の富をもたらし、資産価格の高騰は不動産所有者など持てる者に有利に働いた。一方、農村部の大多数の国民は富の分配を享受できず、住宅価格の高騰やインフレ圧力から貧富格差への不満を募らせ、その緩和が中国政府にとって最重要課題のひとつとなっている。このため中国政府は、昨年から住宅価格抑制政策を継続的に強化している。本稿では、このような住宅価格抑制政策の下、中国にみられる住宅開発から収益不動産に事業分散する動きを踏まえ、収益不動産のひとつである商業施設への投資について取りあげる。
(2011年08月19日「不動産投資レポート」)
このレポートの関連カテゴリ
増宮 守
増宮 守のレポート
| 日付 | タイトル | 執筆者 | 媒体 |
|---|---|---|---|
| 2017/08/29 | 【アジア・新興国】アジアの保険会社による不動産投資の拡大も踊り場に~当面は中国政府の海外投資規制強化に注目~ | 増宮 守 | 保険・年金フォーカス |
| 2017/08/01 | 大丸有(大手町、丸の内、有楽町)の国際化にみる今後のエリア包括的開発への期待 | 増宮 守 | 研究員の眼 |
| 2017/05/01 | 豊洲市場がヒルズ化?ダイナミックに変貌する都心東側のソフト戦略に注目 | 増宮 守 | 研究員の眼 |
| 2017/03/14 | 海外資金による国内不動産取得動向(2016年)~アベノミクス開始以前の状況に後退~ | 増宮 守 | 基礎研レポート |
新着記事
-
2025年10月30日
潜在成長率は変えられる-日本経済の本当の可能性 -
2025年10月30日
米国で進む中間期の選挙区割り変更-26年の中間選挙を見据え、与野党の攻防が激化 -
2025年10月29日
生活習慣病リスクを高める飲酒の現状と改善に向けた対策~男女の飲酒習慣の違いに着目して -
2025年10月29日
地域イベントの現実と課題-渋谷のハロウィンをイベントとして運営できるか- -
2025年10月28日
試練の5年に踏み出す中国(前編)-「第15次五カ年計画」の5年間は、どのような5年か
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2025年07月01日
News Release
-
2025年06月06日
News Release
-
2025年04月02日
News Release
【不動産投資の観点からみた中国商業施設~住宅価格抑制政策の下で注目される収益不動産~】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
不動産投資の観点からみた中国商業施設~住宅価格抑制政策の下で注目される収益不動産~のレポート Topへ










