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最近の人民元と今後の展開(2011年8月号)
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■introduction
7月月初から6.46台に上昇して始まった対米国ドル人民元相場(基準値)は、中旬にかけて一旦6.47台に戻す場面もあったが、月後半には再びじりじりと最高値を更新、前月末比で0.4%の人民元高・米国ドル安の1ドル=6.4442元となった(図表-1)。
1年先の人民元相場を予測して動くNDF(ノンデリバラブル・フォーワード、1年先渡し)は前月末とほぼ同水準の1ドル=6.3716で7月末を終えた(図表-2)。その結果、基準値-NDFの乖離幅は前月に続いて小幅縮小となったが、依然として0.07元のプラスを維持、市場は引続き人民元高の進行を織り込んでいる。
一方、7月はアジアを中心とした新興国通貨が米国ドルに対して全面高(ドル安)となる展開となった(図表-3)。その結果、相対的に米国ドルに対する上昇が小幅に留まった中国の人民元は、その他の新興国通貨に対して割安感が増すこととなった。
(2011年08月02日「経済・金融フラッシュ」)
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三尾 幸吉郎
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