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2011年06月10日
米国経済見通し~スローダウンも年後半には持ち直し
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<米国経済の見通し>
- 1-3月期は、中東情勢の悪化で原油価格が急騰するなど商品価格が上昇、また、悪天候もあって成長率が鈍化した。4-6月期に入った後も、商品価格高騰の影響や欧州財務問題への懸念が続き、日本の震災の影響が米国の自動車生産や販売へと波及している。米国内では異常気象や洪水等の影響も出ており、1-3月期同様の低成長が続きそうである。
- 上半期の成長率を抑制した要因には一時的なものも多く、下半期にはそうした要因の緩和・剥落に加え、投資減税による効果等が期待され、米経済の持ち直しが見込まれる。
- 一方、失業率の高止まりや住宅市場の冷え込み等、米経済は脆弱な側面を抱えている。また、コア物価の水準は低く、賃金上昇率の低下傾向等を考慮すると、FRBはQE2終了後も現行の金融緩和策を維持すると思われる。しかし、下半期の回復期待が根強い間は、更なる緩和策の実施には至らないだろう。
- 今後も中東情勢や欧州財務問題等、外部リスク要因は残るが、米国経済はこうした不透明要因を抱えながらも全体としては緩やかな回復を持続すると思われる。2011年は2.4%、2012年は2.8%の成長率が見込まれよう。

(2011年06月10日「Weekly エコノミスト・レター」)
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土肥原 晋
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