- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 不動産 >
- 土地・住宅 >
- 不動産クォータリー・レビュー 2010年第3四半期
文字サイズ
- 小
- 中
- 大
■見出し
1. 経済動向と住宅市場
2. 地価動向
3. 不動産サブセクターの動向
4. 不動産投資市場のトピックス
■introduction
ニッセイ基礎研究所は、10月15日に公表した中期経済見通しの中で、2010年度の実質GDP成長率を2.3%、2011年度を1.7%と、穏やかな回復を予測1している。しかし、足元の景気は、円高、世界経済の減速、政策効果の収束などから輸出・生産が鈍化しており、内閣府は10月月例報告で景気基調判断を「持ち直し」から「足踏み状態」へ、1年8ヶ月ぶりに下方修正2した。所得・雇用環境の改善が遅れる中でも、回復傾向が強まりつつあった住宅・不動産市場だが、景気の足踏みは、先行きに対する新たな不安材料となった(図表-1)。
8月の新設住宅着工は、政策効果や低金利もあって持家・分譲(特に戸建)の増加傾向が続き、貸家も20ヶ月ぶりに増加に転じて、前年比20.5%(年換算83万戸)と大きく改善した(図表-2)。また、9月の首都圏マンション供給は、大手事業者による都区部・高額物件中心で市場は広がりを欠くものの、前年比で8ヶ月連続の増加となり、契約率も70%以上の高水準を持続している(図表-3)。一方、首都圏の中古マンション市場は、新築供給の増加で成約件数は減少するが、価格は強含みで推移している。
(2010年10月25日「不動産投資レポート」)
このレポートの関連カテゴリ
松村 徹
松村 徹のレポート
日付 | タイトル | 執筆者 | 媒体 |
---|---|---|---|
2016/01/08 | 猫と暮らせる理想の住まいを考える | 松村 徹 | 基礎研マンスリー |
2015/11/17 | 猫と暮らせる住まいを考える-(その3)最後に問われる飼い主の愛情 | 松村 徹 | 研究員の眼 |
2015/11/09 | 猫と暮らせる住まいを考える-(その2)障害は大家さんの誤解 | 松村 徹 | 研究員の眼 |
2015/11/04 | 猫と暮らせる住まいを考える-(その1)猫を忌避する賃貸住宅 | 松村 徹 | 研究員の眼 |
新着記事
-
2025年05月09日
ESGからサステナビリティへ~ESGは目的達成のための手段である~ -
2025年05月09日
減速に拍車がかかる米労働市場-足元は堅調維持もトランプ政権の高関税政策が継続する場合に大幅な減速は不可避 -
2025年05月09日
東京オフィス市場は賃料上昇率が拡大。J-REIT市場は需給改善で反発-不動産クォータリー・レビュー2025年第1四半期 -
2025年05月09日
なぜ韓国の政治家は“悲劇”を恐れず、最高権力を目指すのか? -
2025年05月09日
Investors Trading Trends in Japanese Stock Market:An Analysis for April 2025
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2025年04月02日
News Release
-
2024年11月27日
News Release
-
2024年07月01日
News Release
【不動産クォータリー・レビュー 2010年第3四半期】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
不動産クォータリー・レビュー 2010年第3四半期のレポート Topへ