- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 経済 >
- 米国経済 >
- 米1-3月期GDP(改定値)は、年率3.0%へ下方修正
■見出し
・速報値との比較では、0.2%ポイントの下方修正に:改定値の概要
・前期との比較で、個人消費の改善が目立つ状況は不変
・需要項目別の動向は以下の通り
■introduction
5月27日に米商務省より発表された1-3月期実質GDP(改定値)は、3.0%(前期比年率:以下も同じ)となり、速報値3.2%から0.2%ポイント下方修正された。市場では3.4%への上方修正を見込んでいた。
速報値からの下方修正については、個人消費の伸びが同3.6%から3.5%へ、設備投資の伸びが同4.1%から3.1%へと縮小、輸入の伸びが上方修正されて純輸出の寄与度のマイナスが拡大したこと等が挙げられる。
なお、今回改定値では、全般的に下方修正されたものが多く、半面、成長にプラスとなる修正が見られたのが、在庫投資の寄与度が同1.65%と拡大(速報値は同1.57%)したこと、輸出の伸びの上方修正等に留まる (図表-1)。
このレポートの関連カテゴリ
土肥原 晋
研究・専門分野
公式SNSアカウント
新着レポートを随時お届け!日々の情報収集にぜひご活用ください。
新着記事
-
2024年05月17日
マレーシア経済:24年1-3月期の成長率は前年同期比+4.2%~堅調な個人消費と輸出の回復により成長加速 -
2024年05月17日
韓国政府と医療界が医学部の入学定員増案で対立、医療空白が長期化-日本の事例を参考に事態の解決を- -
2024年05月17日
2024・2025年度経済見通し(24年5月) -
2024年05月17日
米住宅着工・許可件数(24年4月)-着工件数は前月から増加も市場予想を下回る -
2024年05月17日
女性の「定年」への意識~「中高年女性会社員の管理職志向とキャリア意識等に関する調査~『一般職』に焦点をあてて~」より(7)
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2024年04月02日
News Release
-
2024年02月19日
News Release
-
2023年07月03日
News Release
【米1-3月期GDP(改定値)は、年率3.0%へ下方修正】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
米1-3月期GDP(改定値)は、年率3.0%へ下方修正のレポート Topへ