- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 保険 >
- 欧米保険事情 >
- 英国で検討進む長寿リスク対策
■目次
1--------はじめに
2--------長生きリスクに対するファイナンシャル・サポート
3--------資本市場におけるソリューション
4--------政府の関与によるソリューション
5--------むすび
■introduction
先進諸国で寿命が年々伸長しているのは大変喜ばしいことであるが、予想を超えて長生きすることにより、老後に備えた貯蓄等が取り崩しによって枯渇して、生活が困難な状況に陥るケースの増加も心配されている。
例えば米国では、上院の高齢化に関する委員会(U.S. Senate Special Committee on Aging)で議論が行われているが、近々、発表予定の報告書に先立ち、2010年1月、会計検査院(US Government Accountability Office)がその一部を発表した。それによると、低所得者や、貯蓄等を使い果たして長生きするリスクを負っている高齢の受給者等を「より手厚い社会保障を行わなければならない受給者グループ」(vulnerable beneficiary groups)と位置付け、社会保障給付の増額を提案している。その手段のひとつとして、(例えば80歳、85歳等の)一定年齢に達しており、かつ、収入が一定水準以下の高齢者に対して給付を増額する長寿保険(Longevity Insurance)を提供する選択肢も提示されているようである。
公式SNSアカウント
新着レポートを随時お届け!日々の情報収集にぜひご活用ください。
新着記事
-
2024年04月19日
しぶといドル高圧力、一体いつまで続くのか?~マーケット・カルテ5月号 -
2024年04月19日
年金将来見通しの経済前提は、内閣府3シナリオにゼロ成長を追加-2024年夏に公表される将来見通しへの影響 -
2024年04月19日
パワーカップル世帯の動向-2023年で40万世帯、10年で2倍へ増加、子育て世帯が6割 -
2024年04月19日
消費者物価(全国24年3月)-コアCPIは24年度半ばまで2%台後半の伸びが続く見通し -
2024年04月19日
ふるさと納税のデフォルト使途-ふるさと納税の使途は誰が選択しているのか?
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2024年04月02日
News Release
-
2024年02月19日
News Release
-
2023年07月03日
News Release
【英国で検討進む長寿リスク対策】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
英国で検討進む長寿リスク対策のレポート Topへ