- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 経営・ビジネス >
- 企業経営・産業政策 >
- ニッセイ景況アンケート調査結果-2008年度上期調査
ニッセイ景況アンケート調査結果-2008年度上期調査

櫨(はじ) 浩一

明田 裕
このレポートの関連カテゴリ
文字サイズ
- 小
- 中
- 大
■調査結果要旨
I.景気動向
1.企業の景況感は急速に悪化、先行きも更に悪化が見込まれている
2.08年度の売上は増加だが、経常損益は悪化
3.好調だった関東、近畿、東海の業況悪化が鮮明に
4.08年度は、総じて売上げの伸び鈍化が見込まれ、損益は全国的に悪化傾向
II.雇用、設備投資、金融環境
1.雇用拡大意欲は若干弱まる見通し
2.08年度の設備投資意欲は07年度に比べて低下
3.貸出態度は厳しくなる傾向
4.現在注力している経営指標は、「売上高利益率」とする企業が最も多い
III.原材料・原油高と今後の企業経営
1.9割の企業が08年度業績にマイナスの影響が出ると判断
2.経営に与える影響としてコストの上昇を挙げる企業が圧倒的に多い
3.過去1年間に販売価格の引き上げを試みた企業は半数弱にとどまる
4.販売価格の引き上げ方法は既存商品の価格引き上げが中心
5.販売価格を引き上げてもコスト上昇はなかなかカバーできていない
6.販売価格引き上げ断念の主因は、販売先、同業他社との関係
7.半数以上の企業が原材料・原油価格の更なる上昇を予想
8.今後1年以内に販売価格引き上げを試みる予定がある企業は約6割
9.1年前に比べて販売価格引き上げが容易との見方は半数強にとどまる
10.今後の経営の重点は、コスト削減に加えて「ブランド力の向上」「新製品の開発」
(2008年09月24日「ニッセイ景況アンケート」)
このレポートの関連カテゴリ
櫨(はじ) 浩一 (はじ こういち)
明田 裕
新着記事
-
2025年09月18日
米住宅着工・許可件数(25年8月)-着工件数(前月比)は減少に転じたほか、市場予想も下回る -
2025年09月17日
ふるさと納税「お得競争」の終焉-ポイント還元の廃止で問われる「地域貢献」と「持続可能な制度」のこれから -
2025年09月17日
貿易統計25年8月-関税引き上げの影響が顕在化し、米国向け自動車輸出が数量ベースで大きく落ち込む -
2025年09月17日
「最低賃金上昇×中小企業=成長の好循環」となるか?-中小企業に託す賃上げと成長の好循環の行方 -
2025年09月17日
家計消費の動向(二人以上世帯:~2025年7月)-実質賃金改善下でも「メリハリ消費」継続、娯楽支出は堅調を維持
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2025年07月01日
News Release
-
2025年06月06日
News Release
-
2025年04月02日
News Release
【ニッセイ景況アンケート調査結果-2008年度上期調査】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
ニッセイ景況アンケート調査結果-2008年度上期調査のレポート Topへ