- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 経済 >
- 日本経済 >
- サブプライム問題と日本のバブル
本稿では、世界経済を揺るがす問題にとなっている米国のサブプライムローン問題の現状と先行きを、日本のバブルとの比較で検討した。
両者の類似点としては、資産価格の上昇が起こった背景として、緩和的な金融政策が長期に続いたことがあり、その後、金融引き締めがきっかけとなって崩壊が起こったことが指摘できる。
一方、日本の場合には企業部門の果たした役割とその影響が大きかったが、米国の場合には家計部門の役割が大きく、その影響も大きく出る可能性が高い点が異なる。
日本は経常収支が大幅な黒字であったが、米国は大幅な赤字であるという違いが、為替レートの動きを通じて、物価や輸出に、日本のバブルとは大きな違いをもたらすと考えられる。
篠原 哲
櫨(はじ) 浩一 (はじ こういち)
公式SNSアカウント
新着レポートを随時お届け!日々の情報収集にぜひご活用ください。
新着記事
-
2024年05月17日
マレーシア経済:24年1-3月期の成長率は前年同期比+4.2%~堅調な個人消費と輸出の回復により成長加速 -
2024年05月17日
韓国政府と医療界が医学部の入学定員増案で対立、医療空白が長期化-日本の事例を参考に事態の解決を- -
2024年05月17日
2024・2025年度経済見通し(24年5月) -
2024年05月17日
米住宅着工・許可件数(24年4月)-着工件数は前月から増加も市場予想を下回る -
2024年05月17日
女性の「定年」への意識~「中高年女性会社員の管理職志向とキャリア意識等に関する調査~『一般職』に焦点をあてて~」より(7)
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2024年04月02日
News Release
-
2024年02月19日
News Release
-
2023年07月03日
News Release
【サブプライム問題と日本のバブル】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
サブプライム問題と日本のバブルのレポート Topへ