2007年09月26日

産業間収益率格差の現状とその解消メカニズム

小本 恵照

このレポートの関連カテゴリ

文字サイズ

日本企業の収益は順調な回復を示している。しかし、回復は一部業種に限られるなど産業間には収益格差が見られ、かつ、その格差は長期的に持続している。
このような中にあって、ROAの高い産業ほど新規参入が多いという、産業間収益格差を解消させるメカニズムの存在は確認されるが、その力は十分ではない。
今後は、開業率の向上や対日直接投資の増加によって、産業間収益格差を解消するメカニズムがより効果的に機能することが期待される。

(2007年09月26日「基礎研マンスリー」)

このレポートの関連カテゴリ

Xでシェアする Facebookでシェアする

小本 恵照

研究・専門分野

公式SNSアカウント

新着レポートを随時お届け!
日々の情報収集にぜひご活用ください。

週間アクセスランキング

レポート紹介

【産業間収益率格差の現状とその解消メカニズム】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。

産業間収益率格差の現状とその解消メカニズムのレポート Topへ