- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 保険 >
- 保険会計・ソルベンシー >
- ソルベンシー・マージン基準の見直しについて
■目次
1.はじめに
2.ソルベンシー・マージンとは何か
3.適切な責任準備金評価とは
4. おわりに
■introduction
4月3日に、金融庁から「ソルベンシー・マージン比率の算出基準等について」が公表された。これは、保険会社の健全性を示す保険金の支払余力(ソルベンシー・マージン)比率の算出基準見直しに向け、金融庁の有識者検討チームが提言をまとめたものである。内容を見ると、当面の課題としてリスク係数やマージンに算入される項目についての厳格化を提言するとともに、今後の方向として保険会社のソルベンシー評価は経済価値ベースの評価に向かうべきである、すなわち時価評価を取り入れるべきであるとの提言を行っており、興味深い。
そこで本稿では、ソルベンシー・マージンのそもそもの意味に立ち返りつつ、今回の提言内容の意義を考えてみたい。
(2007年06月25日「基礎研マンスリー」)
このレポートの関連カテゴリ
猪ノ口 勝徳
研究・専門分野
猪ノ口 勝徳のレポート
日付 | タイトル | 執筆者 | 媒体 |
---|---|---|---|
2011/03/25 | 責任準備金時価評価額に下限は不要か | 猪ノ口 勝徳 | 基礎研マンスリー |
2010/05/24 | 新しい保険法の時代のはじまり | 猪ノ口 勝徳 | 基礎研マンスリー |
2009/10/23 | 会計におけるリサイクリング問題 | 猪ノ口 勝徳 | 基礎研マンスリー |
2009/03/25 | 人口減少社会の到来(量から質への転換) | 猪ノ口 勝徳 | 基礎研マンスリー |
公式SNSアカウント
新着レポートを随時お届け!日々の情報収集にぜひご活用ください。
新着記事
-
2024年11月15日
QE速報:7-9月期の実質GDPは前期比0.2%(年率0.9%)-消費主導で2四半期連続のプラス成長 -
2024年11月14日
ロシアの物価状況(24年10月)-前年比伸び率は3か月連続で低下 -
2024年11月14日
中国「国10条3.0」-中国保険市場の成長指針 -
2024年11月13日
インド消費者物価(24年10月)~大雨による作物被害と食用油の国際価格上昇により昨年8月以来の高水準に -
2024年11月13日
英国雇用関連統計(24年10月)-賃金上昇圧力は依然として根強い
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2024年07月01日
News Release
-
2024年04月02日
News Release
-
2024年02月19日
News Release
【ソルベンシー・マージン基準の見直しについて】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
ソルベンシー・マージン基準の見直しについてのレポート Topへ