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2005年10月25日
英国における保険販売と適合性原則
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英国では15年以上前から、アドバイスを伴う投資性・貯蓄性保険の販売にあたって「適合性原則」(顧客の個人的・財産的事情を考慮したうえで販売を行わなければならない)が適用されている。当初は訓示的規定であったが、顧客情報収集、適合性レターの発行といった実効性確保のための細則が整えられるようになった。
こうした販売規則の細則化・強化に伴い、販売プロセスの長時間化、コンプライアンス・コストの増加が起こり、コストを回収できる富裕層向けの販売のみが志向されるという弊害も生じるようになった。
最近は、「買い手責任」と「売り手責任」のリバランスが図られようとしており、情報提供規制の改善や商品リスクの早期発見等に力を入れることで、適合性原則等のアドバイス規制に揺り戻しが起こっているように見受けられる。
(2005年10月25日「基礎研マンスリー」)
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