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- 中高年ライフコース研究IIの発表 -中高年男性を対象としたパネル調査の分析結果について
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■見出し
1.中高年パネル調査の概要
2.中高年男性の定年に関する基礎研究II
3.親世代からみた「パラサイト・シングル」の実態.
4.中高年生活者のリスク性金融商品利用に関する一考察-金融行動の成熟度と投資余力による類型化をもとに-
5.中高年男性の不安の構造を探る-キーワードは健康不安-
6.中高年男性の仕事とメンタルヘルスの構造
■introduction
株式会社ニッセイ基礎研究所(社長:竹原功)では、所報特集号(vol.39)として「中高年ライフコース研究II」を発表させて頂きます(前回の「中高年ライフコース研究」の所報特集号はvol.30)。
これは、ニッセイ基礎研究所が1997年以来定期的に実施して参りました「中高年パネル調査(暮らしと生活設計に関する調査)」の第4回調査(2003年実施)までの分析結果を5編の論文にまとめたものです。
このパネル調査では、中高年の男性(昭和8年~昭和22年生まれ)の同一人物を、97年、99年、01年、03年の4回にわたって追跡的に調査しており、調査対象の中には昨今話題の「団塊の世代」が含まれております。また、調査期間中に定年退職前後の時期が到来する母集団構成となっており、男性の勤労者にとって人生のなかで大きな出来事であろう定年を取り巻く諸状況が測定できることがひとつの特色となっております。
本特集号は、5編の論文からなり、各論文は、「引退過程における人間関係」(岸田論文:中高年男性の定年に関する基礎研究II)、「中高年世帯における家族観」(武石論文:親世代からみた「パラサイト・シングル」の実態)、「経済的バックグラウンドと金融行動」(栗林・井上論文:中高年生活者のリスク性金融商品利用に関する一考察)、「中高年の不安とメンタルヘルス」(松浦論文:中高年男性の不安の構造を探る、天野論文:中高年の仕事とメンタルヘルスの構造)といったところに焦点を当てた分析を展開しております。
なお、ニッセイ基礎研究所では、本年に第5回の調査を予定しており、これが終了したところで一連のパネル調査が終結することとなります。
(2005年10月01日「その他レポート」)
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