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- 中国における外資系生保の団体保険業務の解禁は秒読み
■目次
1.外資系生保の団体保険業務の解禁の経緯
2.団体保険市場の実態
3.団体保険業務が解禁された後の展望
■introduction
中国において、外資系生保会社は、今現在団体保険業務を取り扱うことは出来ない。ところが、中国がWTOに加盟した際、加盟各国と交わした約束に、加盟後3年以内に外資系生保会社の団体保険業務を解禁することがある。中国がWTOに加盟した正式な日取りは、2001年12月11日であることからして、外資系の団体保険業務に対する制限は、2004年12月11日前に、解禁される公算が大きいと考えられる。
こうした状況で、すでに中国に進出している外資系生保会社は、団体保険業務解禁に対する各種の準備を行っているようである。
第1に、外資系生保各社は、解禁に備え、団体保険業務を担当するチームを設置、その販売にあたる各種準備を進めている。
第2に、すぐ販売できる団体保険商品の開発および設計も着々と進んでいる。
第3に、団体保険業務を販売する方針・戦略策定にも注力している。
(2004年11月25日「基礎研マンスリー」)
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