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- 最近の米国経済・金融動向 ~原油高・利上げの影響を受ける米国経済
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<米国経済の動き>
- 自動車販売の回復で、7-9月期GDP上昇の動きが期待されている。しかし、4-6月期GDPを低下させた消費を取り巻く環境の悪化は、依然、改善されておらず、自動車販売の回復も一時的なものと見られる。このため、GDP回復も一時的なものとなる可能性が強い。原油価格の高騰、持続的な利上げの中で、雇用の回復には勢いが見られず、再び、景気減速への懸念が強まりつつある。
<米国金融市場の動き>
- 雇用の伸び悩みや原油価格高騰に伴う景気の先行き不透明感から、市場関係者の一部では、利上げのペースがこれまでのように「FOMCが開催されるごとに引き上げ」とはならないのではないか、といった見方が出始めた。
- しかし、現段階で聞こえてくるFRB関係者のコメントから判断する限り、「慎重なスタンスで利上げを続ける」とのスタンスに大きな変化はなさそうであり、年内開催される2回のFOMCでは、25bpずつ利上げが行われる可能性が依然高い。
(2004年10月22日「Weekly エコノミスト・レター」)
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