- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 金融・為替 >
- 金融政策 >
- 金融・為替市場の動き/デフレ脱却後の世界を描く金融市場
2004年07月02日
文字サイズ
- 小
- 中
- 大
<今月の日銀ウォッチ>
- 2005年度中に量的金融緩和解除が行われるという見方が強まっている。しかし当研究所では、2005年には日本経済は景気後退を余儀なくされると予想しており、早期解除はないと考えている。
- 福井総裁は、昨今の長期金利の上昇に対してけん制発言を行った。しかし本音は、市場の憶測を無理に押さえつけ、長期金利の水準をことさらに下げて、かえって将来の「出口」の問題を大きくしたくないということだろう。
<金融・為替市場の動き>
- イールドカーブが現在織り込んでいる時期よりも、量的金融緩和およびゼロ金利が解除されるタイミングが後ずれすることで、長期金利は再び1%台半ばに回帰しよう。
- 予想される米国の緩やかな利上げについては、5月のドル反発で既にある程度織り込まれており、今後のドル買い要因にはなりにくい半面、膨大な米経常赤字が改めて浮き彫りとなる中、為替市場は一段とドル安方向に不安定化しやすくなっている。
(2004年07月02日「Weekly エコノミスト・レター」)
このレポートの関連カテゴリ
熊谷 潤一

新着記事
-
2025年06月17日
会社員のキャリアビジョン~男女別・年齢別の比較からみるキャリア志向の変化と管理職登用 -
2025年06月17日
女性の低体重・低栄養症候群(FUS)とは?-日本肥満学会が新たな疾患概念を提唱、プレコンセプションケアが解決の一助となるか- -
2025年06月17日
中国就職・転職事情-DeepSeekの台頭と広がる淘汰の危機感【アジア・新興国】中国保険市場の最新動向(69) -
2025年06月17日
今週のレポート・コラムまとめ【6/10-6/16発行分】 -
2025年06月16日
株式併合による非公開化-JAL等によるAGPのスクイーズアウト
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2025年06月06日
News Release
-
2025年04月02日
News Release
-
2024年11月27日
News Release
【金融・為替市場の動き/デフレ脱却後の世界を描く金融市場】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
金融・為替市場の動き/デフレ脱却後の世界を描く金融市場のレポート Topへ