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<米国経済の動き>
- 7-9月期実質GDPの予測は、一連の経済指標が明らかになるにつれて上昇しており、直近のエコノミストの予測平均は6%に達したようだ。需要項目中では、減税効果とインセンティブ販売による自動車販売の増加による消費支出の急増が大きい。一方、高成長にもかかわらず雇用の改善が遅れており、国内では保護主義的な動きも見られるようになった。
<米国金融市場の動き>
- 90年代末の海外勢による対米投資が株式や社債など企業向け中心だったのに対し、最近は米国債主体となっていることが、米財務省のデータから見てとれる。
- 米国の株高が世界各国の株高につながっているとの視点に立てば、各国投資家は米株高の恩恵を授かっているとの見方ができる半面、最近の資金フローからは、海外投資家が対米投資で損をする(ドル安、国債価格下落)中で、株式に資金を回帰させる米国内投資家が米株高の恩恵を受ける、といった皮肉な構図を見出すこともできよう。
(2003年10月24日「Weekly エコノミスト・レター」)
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