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金融・為替市場の動き/国内債の運用環境と投資家の行動
熊谷 潤一
総合政策研究部
常務理事 チーフエコノミスト・経済研究部 兼任 矢嶋 康次
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<今日銀ウォッチ>
- 日銀はイラク開戦への緊急対応のため25日に銀行保有株式の買取枠拡大を発表した。期末に向けた危機回避を図るとともに、政府の圧力をうまく跳ね返すこととなった。
- 早ければ次回政策決定会合で、中小企業対策のために、資産担保CPなど中小企業関連の金融資産をオペレーションの対象に取り込む策が打ち出される可能性が高い。
<金融・為替市場>
- 国内債市場では、金利低下を一時的に止める要因が出てくる可能性はあるものの長続きせず、長期金利が史上最低水準の更新を続けてもおかしくはないと見るべきであろう。
- 為替市場では、イラク攻撃に目処がつくにつれて再びドルが買われようが、米経済のファンダメンタルズ改善が着実に目に見えるまでドルの本格上昇は実現しないであろう。
<トピックス:国内債の運用環境と投資家の行動>
- 超低金利時代が続く中、投資家は国内債市場において魅力的な運用対象を見つけることが困難になりつつある。
- いくら当局が資金の流れを変えようとしても、流動性の罠から脱却するのが困難な状況では、国内債の運用環境低迷と「Stretched Out」した投資行動は、当面続くことになるものと思われる。
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