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- 2002~2003年の欧米経済見通し
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<米国経済・金融市場>
- 米国経済は、これまで景気を底支えしてきた消費支出にやや鈍化の動きが見られるが、生産部門では着実な回復が見込まれ、景気の腰折れには至らないだろう。成長率は、2002年は2.5%、2003年は3.0%と緩やかな回復となるだろう。
- 米国金融市場については、緩やかな景気回復に伴い金利水準も緩やかに上昇するシナリオを想定しているが、景気回復を阻害するマイナス要因は払拭されておらず、長期金利が想定を下振れる可能性は十分ありうる。
<欧州経済>
- ユーロ圏の景気は緩やかな回復が続き、2002年後半には個人消費の持ち直し、設備投資の底入れが見込まれる。2002年の成長率は1.1%、2003年は2.8%となろう。
- 英国経済は、家計と企業、サービス業と製造業間に見られた成長スピードの格差が縮小しながら緩やかに回復し、2002年は1.2%、2003年は2.7%となる見込みである。
(2002年06月21日「Weekly エコノミスト・レター」)
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土肥原 晋
熊谷 潤一
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