- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- >
- 運用リスク管理 >
- リスク統合管理モデルの生保ALMへの活用
文字サイズ
- 小
- 中
- 大
本稿では、生命保険会社の資産及び負債を評価・分析するための新しいフレームワークを提案する。具体的には、Kijima and Muromachi〔20〕が提案した金利リスクと信用リスクの統合評価のフレームワークをベースとして、さらに、資産側には株価変動リスクを、負債側には保険契約のリスクである死亡リスクと解約リスクを組み込んだモデル化を行い、資産・負債・サープラスの変動性を議論する。
非常に単純化した資産及び負債構成を仮定して、さまざまな環境の下でシミュレーションを行い、それぞれのリスクの寄与の大きさや、資産と負債のデュレーション・マッチングによる金利リスクヘッジの効果などを具体的に示す。また、現在広く使われているVaRが、あるケースの下ではポートフォリオのリスクの大きさを適切に表現できていないことを、具体的に示す。
(2001年01月25日「ニッセイ基礎研所報」)
田中 周二
室町 幸雄
新着記事
-
2025年05月09日
下落時の分配金の是非~2025年4月の投信動向~ -
2025年05月09日
グローバル株式市場動向(2025年4月)-トランプ関税への各国の対応が注目される -
2025年05月09日
英国金融政策(5月MPC公表)-トランプ関税が利下げを後押し -
2025年05月09日
官民連携「EVカーシェア」の現状-GXと地方創生の交差点で進むモビリティ変革の芽 -
2025年05月09日
ESGからサステナビリティへ~ESGは目的達成のための手段である~
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2025年04月02日
News Release
-
2024年11月27日
News Release
-
2024年07月01日
News Release
【リスク統合管理モデルの生保ALMへの活用】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
リスク統合管理モデルの生保ALMへの活用のレポート Topへ