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- 景気論議:景気は第二局面へ移行
<今週の焦点:景気循環的には年度下期に回復ペース鈍化か?>
- 足元の景気は、設備投資がGDP ベースで2期連続大幅プラス、民間消費も改善基調を示すなど回復色を強めている。
- しかし、景気循環的には生産活動がとりあえずピークを迎える可能性があること、設備投資先行指標からは先行きの鈍化がみられるなど、景気に一致的な指標の動きに目を奪われすぎると先行きを見誤りかねない。景気先行的な統計から判断すると、現局面は回復の持続性の問題として民間消費等、最終需要の動きがより重要になったことを示している。
<足もとの景気~最新の基礎研インデックスより(P5参照)>
- 6月のフラッシュは、0.5%。4-6 月期は0.2%増。4-6 月期もプラス成長を維持へ。
(2000年07月07日「Weekly エコノミスト・レター」)
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日本大学経済学部教授 小巻 泰之
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