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- 設備投資の回復ペースは過去平均並み
2000年04月07日
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<今週の焦点:設備投資の回復は本物か>
- 日銀短観などに示されたとおり、設備投資は企業収益の改善を背景に回復軌道に入った。しかも、回復ペースは過去の景気回復期並みと、設備投資の景気牽引役は期待できる。
- 今回の設備投資増加は製造業が主導。もっとも製造業全体の伸びの7割近くはIT関連が占め、過剰設備が新規投資を抑制している状況も変化がない。したがって、設備投資は数値上、意外な伸びを示すが、景気の回復感の高まりは期待できない。
<足もとの景気~最新の基礎研インデックスより(P4参照)>
- 設備投資の動意にもかかわらず、民間消費の低迷から、足もとの景気は横這いとペースをおとしている(3月のフラッシュは、▲0.1%と2カ月連続で横ばい)
(2000年04月07日「Weekly エコノミスト・レター」)
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日本大学経済学部教授 小巻 泰之
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