- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 不動産 >
- 不動産市場・不動産市況 >
- 東京における投資用不動産の動向
文字サイズ
- 小
- 中
- 大
■目次
はじめに
1. 賃貸オフィス市場の動向
2. 商業地価の動向
3. 不動産競売の動向
4. 不動産取引の動向
5. 都心の低未利用地の状況
6. まとめ
おわりに -求められる事業の高度化・専業化-
■introduction
97年9月に発表された商業地の基準地価は、東京都心部の一部でバブル崩壊以来初めて上昇した。また、好立地・高機能・大規模な優良ビルでは賃料の底打ちが確認され、一部に先高感も出始めている。汐留と八重洲南口の国鉄清算事業団用地を予想以上の高値で落札したアジア系企業が注目されたが、欧米系企業も水面下では不動産取得に動いているという観測もある。しかし、優良物件を除けば市場は低迷しており、収益化の見込みが全く立たない虫食い地やいくら賃料を下げても需要のないビルも多い。不良債権・担保不動産の流動化は遅々として進まず、景気が弱含む中で不動産市場全体の先行きは不透明である。このように、賃貸オフィスビルに代表される投資用不動産市場はまだら模様になっている。以下ではわが国最大の不動産ストックを持つ東京に焦点を当て、市場動向を概観する。
(1997年11月25日「基礎研マンスリー」)
このレポートの関連カテゴリ
岡 正規
岡 正規のレポート
日付 | タイトル | 執筆者 | 媒体 |
---|---|---|---|
2009/01/01 | 不動産市況アンケートにみる市場見通しと回復の条件 | 岡 正規 | ニッセイ年金ストラテジー |
2008/11/05 | 大幅悪化した景況感と市場回復の条件-第5回不動産市況アンケート結果 | 岡 正規 | 不動産投資レポート |
2008/09/18 | REITは原点に戻って投資家の信頼向上を目指せ | 岡 正規 | 研究員の眼 |
2008/08/25 | 長期調整が不可避な地方オフィス市場 | 岡 正規 | 基礎研マンスリー |
新着記事
-
2025年03月19日
孤独・孤立対策の推進で必要な手立ては?-自治体は既存の資源や仕組みの活用を、多様な場づくりに向けて民間の役割も重要に -
2025年03月19日
マンションと大規模修繕(6)-中古マンション購入時には修繕・管理情報の確認・理解が大切に -
2025年03月19日
貿易統計25年2月-関税引き上げ前の駆け込みもあり、貿易収支(季節調整値)が黒字に -
2025年03月19日
米住宅着工・許可件数(25年2月)-着工件数(前月比)は悪天候から回復し、前月から大幅増加、市場予想も上回る -
2025年03月18日
長期投資の対象、何が良いのか-S&P500、ナスダック100、先進国株式型で良かった
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2024年11月27日
News Release
-
2024年07月01日
News Release
-
2024年04月02日
News Release
【東京における投資用不動産の動向】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
東京における投資用不動産の動向のレポート Topへ