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1997年03月25日
■目次
高齢化迫る日本経済
経済の現状と政策課題
中期的見通し
財政・金融政策の前提
高止まりする失業率
結び
■introduction
我が国は予想を上回る高齢化の途上にある。また、経済は回復力が弱い状況が続いている。本予測では2001年度までを対象としたが、この5年間は、(1)高齢化時代に備えた各種の改革を進める、(2)バブル崩壊の後遺症克服を図る-ための、今後の日本経済の帰すうを左右する正念場の時期となろう。実質成長率は構造改革途上の中、平均1.6%と潜在成長力とみられる2%台半ばを下回ろう。最初に長期的な高齢化問題を展望し、経済の現状を踏まえた上で中期的動向を展望したい。
(1997年03月25日「基礎研マンスリー」)
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