- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 社会保障制度 >
- 年金制度 >
- 回答しましたか?ねんきん特別便
ねんきん特別便は、昨年度は、いわゆる宙に浮いた年金記録と関連がありそうな1,000万人の年金受給者や現役加入者に先行的に送付されたが、本年4月から、それ以外の受給者や加入者9,500万人への送付が始まった。これにより、本年10月までに20歳以上の全国民に、ねんきん特別便が配布されることになる。
6月から配布が始まる現役加入者6,200万人のうち、会社等に勤務する人には、原則として事業主経由で配布され、確認結果の回収やその進捗報告も事業主が行うことになっている。この方が、配布や回収が確実との判断からである。
ただ、事業主の中には、本来は加入すべき従業員を厚生年金に加入させていないような脱法ケースが少なからずあることに注意を要しよう。また、本人に直接郵送される自営業者や専業主婦などからの回収も課題である。ねんきん特別便の最終目的は、配布ではなく記録の整備にある。漏れなく配布して回収するために、全国民に配布したことの周知徹底や回答を促す雰囲気作りが、政府やマス・メディアの重要な役割になろう。
このレポートの関連カテゴリ
ソーシャルメディア
新着記事
-
2021年04月21日
英国雇用関連統計(3月)-休業者の増加は一服 -
2021年04月21日
中国インシュアテックの水滴、米IPO申請へ -
2021年04月20日
今週のレポート・コラムまとめ【4/13~4/19】:まん延防止等重点措置は緊急事態宣言と何が違うのか -
2021年04月20日
米国の個人年金商品-指数連動化が進む米国生保の個人年金- -
2021年04月20日
ドル円失速の理由とドル高再開の条件~マーケット・カルテ5月号
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2021年04月12日
News Release
-
2021年04月02日
News Release
-
2021年01月21日
News Release
【回答しましたか?ねんきん特別便】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
回答しましたか?ねんきん特別便のレポート Topへ