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- 雇用・所得環境は改善したが輸出の伸びが鈍化しており、景気が本格的な回復軌道に復帰する兆しは見えない。日銀短観(6月調査)では景況感は改善したが、先行き懸念が残っており、鉱工業生産は横這い状況を脱していない。米価の物価押し下げ効果は秋頃には消滅し、消費者物価は前年比ゼロ付近での推移となると見込まれるが、景気回復が明確にならない間は日銀当座預金残高目標の引下げは難しい。
- NBI(ニッセイ景気動向判断指数)は、2004年10月に39.8%となった後は2月を除き、景気の転換点を示す50%ラインを下回る水準での推移を続けている。内閣府の5月の景気動向指数では、一致DIは50を超えたが先行指数が明確な拡大基調に転じていないため、早期に景気が再拡大する可能性は低いと判断される。
(2005年07月08日「Weekly エコノミスト・レター」)
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