- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 経済 >
- 米国経済 >
- 2004・2005年米国経済・金融見通し~景気は緩やかに鈍化
文字サイズ
- 小
- 中
- 大
<米国経済見通し>
- 足下の景気は底堅さを見せているものの、2005年の経済環境を見ると、主要な需要項目は、抑制要因の多い半面、景気刺激要因には乏しい状況にある。ただし、雇用状況は改善しており、所得増により消費を下支えするため、景気底割れといった事態は回避されると思われる。このため、景気は緩やかに鈍化し、2005年の成長率は3.2%と見込まれる。
<今後の米国金融市場>
- 米長期金利の想定フェアバリューについては、前回見通し(9/17)で示した「10年国債利回りで見て4%台にとどまる」との見方を維持する(市場のコンセンサスより債券相場に強気)。
- ただし、各種スプレッドの縮小が一段と進行していることから、市場全体で見れば、米国債券市場は投資妙味に欠ける状態に陥りつつあるものと考えられる。
(2004年12月17日「Weekly エコノミスト・レター」)
このレポートの関連カテゴリ
土肥原 晋
熊谷 潤一
新着記事
-
2025年05月09日
グローバル株式市場動向(2025年4月)-トランプ関税への各国の対応が注目される -
2025年05月09日
英国金融政策(5月MPC公表)-トランプ関税が利下げを後押し -
2025年05月09日
官民連携「EVカーシェア」の現状-GXと地方創生の交差点で進むモビリティ変革の芽 -
2025年05月09日
ESGからサステナビリティへ~ESGは目的達成のための手段である~ -
2025年05月09日
減速に拍車がかかる米労働市場-足元は堅調維持もトランプ政権の高関税政策が継続する場合に大幅な減速は不可避
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2025年04月02日
News Release
-
2024年11月27日
News Release
-
2024年07月01日
News Release
【2004・2005年米国経済・金融見通し~景気は緩やかに鈍化】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
2004・2005年米国経済・金融見通し~景気は緩やかに鈍化のレポート Topへ