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- 2004・2005年米国経済・金融見通し~景気は緩やかに鈍化
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<米国経済見通し>
- 足下の景気は底堅さを見せているものの、2005年の経済環境を見ると、主要な需要項目は、抑制要因の多い半面、景気刺激要因には乏しい状況にある。ただし、雇用状況は改善しており、所得増により消費を下支えするため、景気底割れといった事態は回避されると思われる。このため、景気は緩やかに鈍化し、2005年の成長率は3.2%と見込まれる。
<今後の米国金融市場>
- 米長期金利の想定フェアバリューについては、前回見通し(9/17)で示した「10年国債利回りで見て4%台にとどまる」との見方を維持する(市場のコンセンサスより債券相場に強気)。
- ただし、各種スプレッドの縮小が一段と進行していることから、市場全体で見れば、米国債券市場は投資妙味に欠ける状態に陥りつつあるものと考えられる。
(2004年12月17日「Weekly エコノミスト・レター」)
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