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2004年10月08日
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<今月の日銀ウォッチ>
- 展望レポート(10月29日公表)では、2005年度のCPIは小幅プラスの見通しが示される可能性がある。ただし、(1)先行きの減速シナリオが同時に示されること、(2)さらに安定的にゼロを上回る=デフレに再び戻らない水準が今回プラス予想数値では不十分との見解も示されることから、急激に早期解除観測が高まることはないだろう。
<金融・為替市場の動き>
- 原油価格の高止まりなどもあり、短観の結果だけで国内経済の先行き不透明感が解消されたわけではないのに加え、1%半ばの10年国債利回りはフェアバリューに近い水準であると思われることから、長期金利がこのまま上昇し続ける可能性は小さいだろう。
- 一次産品価格の高止まりを背景に、資源国通貨に目が向かいやすい状態が続く中、主要通貨については積極的に買える材料が依然として乏しいことから、円・ドル・ユーロとも引き続き大きく動きにくい状態が続こう。
(2004年10月08日「Weekly エコノミスト・レター」)
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熊谷 潤一
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