- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 年金 >
- 年金資産運用 >
- 運用管理に必要な「鳥の目、虫の目」
年金基金の運用管理では、「(1)長期運用基本方針に基づき、政策アセットミックスを決定、(2)マネジャー・ストラクチャーを決定し、相応しい運用機関を選択、(3)各運用機関毎に運用ガイドラインを提示し、定期的なモニタリング(パフォーマンス評価)を実施」といった一連のプロセスが必要である。
言わば、「鳥の目」で、運用プロセス全体をコントロールする一方、「虫の目」で、個々の細かな各プロセスをチェックする役割が、年金基金の管理者に求められているのである。
ところが、現実には、目先のパフォーマンスに基づく、運用機関の選択・評価にとらわれて、長期運用基本方針に合致しない運用も、一部にみられがちという。こうした落とし穴にはまらないように、年金基金の管理者は、「虫の目」も大切であるが、とりわけ、全体をコントロールするための「鳥の目」を忘れてはならないだろう。
(2000年04月01日「ニッセイ年金ストラテジー」)
このレポートの関連カテゴリ
公式SNSアカウント
新着レポートを随時お届け!日々の情報収集にぜひご活用ください。
新着記事
-
2025年01月17日
トランプ2.0とEU-促されるのはEUの分裂か結束か?- -
2025年01月17日
分権から四半世紀、自治体は医療・介護の改正に対応できるか-財政難、人材不足で漂う疲弊感、人口減に伴う機能低下にも懸念 -
2025年01月17日
可処分所得を下押しする家計負担の増加~インフレ下で求められるブラケットクリープへの対応~ -
2025年01月16日
iDeCo(個人型確定拠出年金)を有効活用する方法と注意点-拠出限度額引き上げで税制優遇の恩恵も大きく -
2025年01月16日
ロシアの物価状況(24年12月)-前年比伸び率は9%台半ばまで上昇
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2024年11月27日
News Release
-
2024年07月01日
News Release
-
2024年04月02日
News Release
【運用管理に必要な「鳥の目、虫の目」】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
運用管理に必要な「鳥の目、虫の目」のレポート Topへ