- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 年金 >
- 年金資産運用 >
- 資産運用の「舶来ブーム」
世は挙げて、外資系金融機関ブームである。なるほど、日本版ビッグバンを迎え、外資系の活躍による選択肢の拡大は、ユーザーの観点からも歓迎すべきであろう。
ただ、こと資産運用に関していえば、「外資系だから運用に優れている」との実証は困難であろう。米連銀の元副議長やノーベル賞経済学者を看板に掲げたファンドが、巨額の損失を出して世界を驚かせたのも、つい最近のことである。
外車といっても、スピードを競う車も、頑丈な車もあるが、その特徴を知らずに乗っていると、事故にあうリスクがある。一方、高性能国産車なら、何の問題もないかもしれない。
外資・本邦系を問わず、運用機関を選択する場合には、運用手法、リスク・リターン特性、さらにはコストに関する情報を正確に比較するしかない。たしかに、本邦系の従来の情報開示姿勢には反省すべき点もある。だからといって、単純な「舶来信仰」にも、危なっかしさがつきまとうのである。
このレポートの関連カテゴリ
ソーシャルメディア
新着記事
-
2022年08月12日
マレーシア経済:22年4-6月期の成長率は前年同期比+8.9%~感染改善とコロナ対策の緩和により高成長、年後半は景気減速へ -
2022年08月12日
ロシアの物価状況(22年7月)-コア指数も前月比マイナスに転じる -
2022年08月12日
世界の時差に関する話題 -
2022年08月10日
日韓が最低賃金を引き上げ-引き上げ率は日本が3.3%、韓国が5%- -
2022年08月10日
オフィス市場は調整継続。ホテルは国内観光需要が回復に向かう-不動産クォータリー・レビュー2022年第2四半期
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2022年08月02日
News Release
-
2022年07月25日
News Release
-
2022年07月20日
News Release
【資産運用の「舶来ブーム」】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
資産運用の「舶来ブーム」のレポート Topへ