天野 馨南子

生活研究部 人口動態シニアリサーチャー

天野 馨南子(あまの かなこ)

研究・専門分野
人口動態に関する諸問題-(特に)少子化対策・東京一極集中・女性活躍推進

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03-3512-1878

取材・講演依頼

自己紹介 経歴

研究分野・専門分野 人口動態に関する諸問題-(特に)少子化対策・東京一極集中・女性活躍推進
自己紹介 時代の変化を反映した正確な知識に基づく政策・ライフデザインこそ、幸福な社会の基本です。

正確なエビデンスに基づかない政策・ライフデザイン。
それは、道路交通法を知らないまま自動車を運転するような結果となりかねません。
人々に正確な知識やエビデンスマインドが欠落していることによって引き起こされていると考えられる社会に起こる様々な人口動態に関する問題に着眼し、データ分析(エビデンス)に基づく正確な情報提供、そして中立的・建設的な提言を行うことを研究姿勢としています。

エビデンス分析を多岐に実施すれば、日本の少子化も、地方の過酷な人口減も、同じ病原を抱えた「副反応」であることがわかります。
データをもとにそのことを丁寧に社会に伝えていくことで、危機的な状況にある日本の人口の未来を少しでも変えることができればと祈る気持ちです。
経歴 プロフィール
1995年:日本生命保険相互会社 入社
1999年:株式会社ニッセイ基礎研究所 出向


【委員歴/ご依頼順(現職優先)】

1.政府
・【総務省統計局】
「令和7年国勢調査有識者会議」構成員(2021年~)
・【こども家庭庁】
「若い世代視点からのライフデザインに関する検討会」構成員(2025年度)
「若い世代の描くライフデザインや出会いを考えるワーキンググループ」構成員(2024~2025年度)
「令和5年度「地域少子化対策に関する調査事業」委員会委員」(2023年度)
・【内閣府特命担当大臣(少子化対策)主宰】
「少子化社会対策大綱の推進に関する検討会」構成員(2021年~2022年)
「結婚の希望を叶える環境整備に向けた企業・団体等の取組に関する検討会」構成メンバー(2016年)
・【内閣府男女共同参画局】
「人生100年時代の結婚と家族に関する研究会」構成員(2021年~2022年)
・【内閣府】
「令和3年度結婚支援ボランティア等育成モデルプログラム開発調査 企画委員会 委員」(内閣府委託事業)(2021年~2022年)
「地域少子化対策重点推進交付金」事業選定審査員(2017年~2018年)
「地域少子化対策強化事業の調査研究・効果検証と優良事例調査 企画・分析会議委員(2016年~2017年)

2.自治体
・【富山県】
「県政エグゼクティブアドバイザー」(2023年~)
「富山県子育て支援・少子化対策県民会議 委員」(2022年~)
「富山県成長戦略会議真の幸せ(ウェルビーイング)戦略プロジェクトチーム 少子化対策・子育て支援専門部会委員」(2022年)
・【高知県】
「元気な未来創造戦略推進委員会 委員」(2024年度~)
「中山間地域再興ビジョン検討委員会 委員」(2023年度)
・【三重県】
「人口減少対策有識者会議 有識者委員」(2023年度~)
・【愛知県豊田市】
「豊田市総合計画推進会議 有識者委員」(2025年度~)
・【石川県】
「少子化対策アドバイザー」(2023年度)
・【長野県伊那市】
「伊那市新産業技術推進協議会委員/分野:全般」(2020年~2021年)
・【佐賀県健康福祉部男女参画・こども局こども未来課】
「子育てし大県“さが”データ活用アドバイザー」(2021年)
・【愛媛県松山市】
「まつやま人口減少対策推進会議」専門部会・結婚支援ビッグデータ・オープンデータ活用研究会メンバー(2017年度~2018年度)

3.民間団体
・【東京商工会議所】
東京における少子化対策専門委員会 学識者委員(2023年~)
・【愛媛県法人会連合会】
えひめ結婚支援センターアドバイザー委員(2016年度~)
・【公益財団法人東北活性化研究センター】
「人口の社会減と女性の定着」に関する情報発信/普及啓発検討委員会 委員長(2021年~)
「人口の社会減と女性の定着」に関する意識調査/検討委員会 委員長(2020年~2021年)
・【中外製薬株式会社】
「ヒト由来試料を用いた研究に関する倫理委員会(通称:研究倫理委員会) 委員」(2020年~)
・【主宰研究会】
地方女性活性化研究会(2020年~)


日本証券アナリスト協会 認定アナリスト(CMA)
日本労務学会 会員
日本性差医学・医療学会 会員
日本保険学会 会員
性差医療情報ネットワーク 会員
JADPメンタル心理カウンセラー
JADP上級心理カウンセラー

天野 馨南子のレポート

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天野 馨南子のパブリシティ

著書

  • まちがいだらけの少子化対策:激減する婚姻数になぜ向き合わないのか
    まちがいだらけの少子化対策:激減する婚姻数になぜ向き合わないのか
    著者:
    天野馨南子(著)
    出版社:
    一般社団法人金融財政事情研究会
    発行年月:
    2024年07月
    定価:
    ¥2,200(税込)


    ※当研究所天野馨南子が執筆。


    異次元の少子化が進む “本当の理由”
    日本の出生数は半世紀で6割減少!
    激変した“理想の家族”とアンコンシャス・バイアスの蔓延
    シルバー民主主義がもたらす未婚化放置社会

    日本の少子化の勢いが止まらない。若い男女の結婚願望は昔とそれほど変わらないにもかかわらず、なぜ少子化が急速に進んでいるのか。
    官民の多くの人口問題関連委員を務め、全国各地から講演依頼が殺到する著者が、エビデンスから日本の実像を解き明かす。

  • 未婚化する日本-ペアーズ共同調査と統計データが示すその傾向と対策
    未婚化する日本-ペアーズ共同調査と統計データが示すその傾向と対策
    著者:
    白秋社編集チーム(編著)/天野馨南子(監修)
    出版社:
    株式会社白秋社
    発行年月:
    2021年11月
    定価:
    ¥1,800(税抜き)


    ※当研究所天野馨南子が監修。


    いま、未婚化の波が日本を襲っています。この状況をどのように改善させるのか。本書では、気鋭の人口問題専門家が様々なデータを紐解きながら、少子化の真の原因である未婚化の実際を探り、そして、根本的な課題とその効果的な対策を提示。くわえて、そもそも子供を産み育てる夫婦をどのように増やすかについて、ITやAIなど最新の技術やノウハウを利活用することで、効率よく男女が結ばれる時代に到達した現状を報告します。

  • Before/With コロナに 生きる 社会を みつめる
    Before/With コロナに 生きる 社会を みつめる
    著者:
    山口 幹幸/高見沢 実(著・編)・磯 友輝子/本田 恵子/井上 貴裕/木野 直之/櫻田 直樹/天野 馨南子/米山 秀隆/山田 尚之/髙野哲矢(著)
    出版社:
    ロギカ書房
    発行年月:
    2021年03月
    定価:
    ¥3,000(税抜き)


    ※当研究所天野馨南子が、第1部 第6章「Before/Withコロナ:地方創生の致命的盲点—「20代女性大流出で失う人口の未来」」を執筆。


    本書では、「Before/Withコロナに生きる社会をみつめる」と題し、コロナ禍以前、現在、そして未来に思いを馳せ、広く社会の動きを考察している。また、多くの人が初めて経験する「新型コロナウィルス」という新たな感染症に対して様々な分野での現在の動きや取組みを紹介している。

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講演・学会報告

講演日 講演タイトル 主催
2025年07月25日 人口の社会減と女性の定着に関する情報発信 新潟フォーラム第1部 基調講演 「若者に選ばれる新潟県の未来の鍵は新潟企業にあり!~東京一極集中貢献道府県NO.8からの脱却を目指して~」 公益財団法人東北活性化研究センター、共催:新潟県、東北経済連合会
2025年07月24日 人口の社会減と女性の定着に関する情報発信 新潟フォーラム 第2部:パネルディスカッション 「新潟県が若い世代に選ばれる地域になるために」 公益財団法人東北活性化研究センター
2025年07月08日 第1回 豊田市総合計画推進会議 「豊田市の人口動態についての重要なポイント」 愛知県豊田市企画政策部

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TV出演

放送日 内容 番組名
2025年07月31日 仙台市長選挙 8月3日投開票 若者の首都圏流失対策について候補者に聞く khb東日本放送 「チャージ!」
2025年06月20日 特集 「東京の人口問題」 NHKラジオ 「Nらじ」
2025年06月11日 出生数が過去最少に…少子化対策どうあるべき? TOKYO MX 「堀潤激論サミット」

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新聞掲載

掲載日 媒体 タイトル
2025年07月11日 河北新報 朝刊 3面 25参院選 争点インタビュー・人口流出 「地方の雇用環境改善を」
2025年07月08日 読売新聞 朝刊 13面 進学・就職で東京へ転出 雇用改革でホワイト企業増やす
2025年06月28日 読売新聞 朝刊 7面 婚活アプリ 安全性を重視 こども家庭庁が報告書 ロマンス詐欺など増加

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雑誌等掲載

掲載日 媒体 タイトル
2025年07月17日 毎日新聞デジタル 24色のペン 「女性の社会進出で少子化が進んだ」の的外れ
2025年07月12日 東洋経済 ONLINE 「結婚に対して離婚が多い」都道府県ランキング データが語る“理想の結婚生活”が実現できる街とは?
2025年07月号 一般社団法人全国市町村振興協会 会報 No.119 2-10P 出生率比較による自治体少子化対策の迷走から脱却せよ

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受託実績

年度 タイトル
2020年度

「日本の未婚化の要因に関する仮説検証調査(2020)」
オンラインデーティングサービス提供企業の国内最大手、株式会社エウレカと当研究所の共同研究調査事業。
20代から40代の一般男女(独身、既婚 計2935名)、ならびにエウレカ社のサービスの会員(成婚退会者含む554名)に対して、未婚化要因を探るための意識ならびに行動を探るアンケート調査を実施。
アンケート結果をもとに解析を行い、未婚化解決に資する要因の洗い出しを行った。

株式会社エウレカ

  • 公開中
2019年度

伊那市地方創生アルカディア構想・プレミアムリージョン・グローアップハウス事業
市内への移住・定住促進事業の一環で、移住・定住希望者の意向を踏まえた住宅立地の誘導と集積、移住・定住希望者の希望に訴求する住まいづくりを実施する。そのため、アンケート調査等によりニーズを把握し、移住希望者を類型化、類型に合わせた住まい・地域のコンセプトを設定、コンセプトに応じたモデル住宅の設計を実施。

※ 内容につきましては委託機関へお問合せください。

伊那市

2019年度

愛媛県子どもの生活実態調査
子どもにかかわる総合的な計画として愛媛県が策定する「えひめ・未来・子育てプラン(後期計画)」(計画期間:2020年度~2024年度)の検討にあたり実施された、愛媛県の全ての公立小学校2年生、5年生、中学校2年生、県立高校2年生とその保護者、3歳児検診保護者を対象とした、国の調査レベルの規模ともいえる大規模アンケートをもとに作成されている。
アンケートは全公立ならびに県立校を対象としたため、愛媛県全自治体・教育委員会の協力のもと、県と全市町が綿密に連携し、子どもの安全・安心な回答環境と回収率の向上に尽力した。
本報告書は、子どもの生活状況、現在の幸福度、将来展望や子育て家庭が抱える不安・心配事などを把握し、愛媛の子どもたちが自信と希望をもって成長し、未来に向かってチャレンジするために必要な取組みや重点施策等の参考資料とすることを目的として作成された。

※ 内容につきましては委託機関へお問合せください。
  愛媛県のホームページにて報告書全文公開
  https://www.pref.ehime.jp/h20300/kodomo_tyousa/gaiyou.html

愛媛県

  • 公開中

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