2022年11月16日

マイナンバーカード取得状況と使途・今後利用したいサービス

保険研究部 主任研究員・ヘルスケアリサーチセンター兼任 村松 容子

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■要旨

ニッセイ基礎研究所が2022年9月末に行ったインターネット調査を使って、マイナンバーカード取得者の特徴、および今後のカード利用意向をみた。

マイナンバーカードは、65~74歳、公務員や自営業・自由業者、世帯年収800万円以上で取得率が高かった。早い時期に取得していた人では、身分証明書としての利用のほか、行政手続き、年末調整や確定申告等に利用していた。

保険証としての利用経験は5.4%に留まったが、今後の利用意向は30.8%と高くなっていた。特に、医療機関や薬局の利用が多いと考えられる65~74歳、持病ありの人で利用意向が高かった。マイナポータルは、早くからマイナンバーカードを使っている人や暮らし向きにゆとりがある人、オンライン化やキャッシュレス化が進むことで様々なサービスが利用しにくくなることへの不安がない人で利用意向が高かった。

今後、マイナポータルに搭載されるサービスは拡充していくと考えられるが、オンラインサービスに慣れ親しんでいない人もメリットを享受できるような運用に期待したい。また、約5年後には電子証明書の更新を自分で行う必要があるが、今回の調査では対象となっていない75歳以上を含めて、利用や更新がスムーズにできるようなシステム構築と運用が求められるだろう。

■目次

1――はじめに
2――マイナンバーカード取得状況
  1|国全体での交付率の推移
  2|本稿で使用したデータにおける取得状況
3――取得率と、これまでにカードを使用したサービスや場面
  1|マイナンバーカード取得率と取得時期
  2|これまでにマイナンバーカードを使って利用したサービスや場面
  3|マイナンバーカード取得者の特徴
4――今後マイナンバーカードを使って利用したいサービスや場面
5――おわりに

(2022年11月16日「基礎研レポート」)

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保険研究部   主任研究員・ヘルスケアリサーチセンター兼任

村松 容子 (むらまつ ようこ)

研究・専門分野
健康・医療、生保市場調査

経歴
  • 【職歴】
     2003年 ニッセイ基礎研究所入社

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