2021年06月03日

日本株式は高値圏を維持できるか

金融研究部 主任研究員 前山 裕亮

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■要旨
 
  • 日本株式はバブル後、最高値圏にあるが、2021年度に入ってから外部環境が重しになり、ほぼ横ばいで推移している。
     
  • 今後も外部環境に左右される展開が続くと思われるが、外部環境の変化と合わせて企業業績の動向にも注意が必要だと思われる。
     
  • もし外部環境が順風満帆、かつ企業業績も好調な場合、現在の株価水準から10%ほど上昇余地があるかもしれない。
     
  • なお、予想PERを元にTOPIXの割高、割安といった株価の水準を考えることは、ソフトバンクグループ一銘柄の業績動向の影響が大きく、注意が必要かもしれない。


■目次

1――バブル後、最高値圏にいる日本株式
2――今後を占う上で重要な企業業績の動向
3――TOPIXの予想PER自体にも注意が必要?
4――上値の目処は足元から10%程度か
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金融研究部   主任研究員

前山 裕亮 (まえやま ゆうすけ)

研究・専門分野
株式市場・投資信託・資産運用全般

経歴
  • 【職歴】
    2008年 大和総研入社
    2009年 大和証券キャピタル・マーケッツ(現大和証券)
    2012年 イボットソン・アソシエイツ・ジャパン
    2014年 ニッセイ基礎研究所 金融研究部
    2022年7月より現職

    【加入団体等】
     ・日本証券アナリスト協会検定会員
     ・投資信託協会「すべての人に世界の成長を届ける研究会」 客員研究員(2020・2021年度)

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