インド経済の見通し~19年度後半は景気底入れも、内外需の停滞で低成長が継続、20年度は農村部の需要回復で景気上向きへ(2019年度+5.2%、2020年度+6.3%) | ニッセイ基礎研究所
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インド経済の見通し~19年度後半は景気底入れも、内外需の停滞で低成長が継続、20年度は農村部の需要回復で景気上向きへ(2019年度+5.2%、2020年度+6.3%)
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経済研究部 准主任研究員 斉藤 誠
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- インド経済は7-9月期の成長率が+4.5%となり、6年半ぶりの低水準を記録した。
- 7-9月期は消費の持ち直しと公的部門による景気の下支えがあったものの、製造業や建設業を中心とする民間企業の投資が減退、輸出も減少した。政府は8月と9月に景気刺激策を打ち出したが、昨年から続く景気減速を食い止めるには至らなかった。
- 当面は内外需が停滞し、19年度が+5.2%成長と、18年度の+6.8%成長から大きく減速するだろうが、20年度は農村部の需要回復や輸出の底打ち、政府と中銀の景気下支え策の効果発現などにより+6.3%成長まで回復すると予想する。
■目次
・経済概況:投資減速で2013年以来の低成長
・経済見通し: 景気は底入れも、回復は遅れる見通し
・(為替の動向)ルピー弱含みが続く
・(物価の動向)当面は食品価格を中心に高めで推移するが、徐々に物価安定へ
・(金融政策の動向)景気下支えに向けて利下げを継続
(2019年12月04日「基礎研レター」)
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03-3512-1780
- 【職歴】
2008年 日本生命保険相互会社入社
2012年 ニッセイ基礎研究所へ
2014年 アジア新興国の経済調査を担当
2018年8月より現職
斉藤 誠のレポート
日付 | タイトル | 執筆者 | 媒体 |
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