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- 個別銘柄投資が難しい理由~ビギナーズ・ラックが続かないわけ~
2019年03月04日
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■要旨
1――はじめに
2――当たり外れが大きく、確率的には上手くいきにくい
3――投資期間が長いほど顕著に
4――株式市場をけん引する銘柄が存在
5――さいごに
- 個別銘柄投資は特定の企業の株式(銘柄)に投資する身近な資産運用の一つであるが、難しいことが一般的に知られている。
- 個別銘柄投資が難しい理由として、当たり外れが大きいこと、大きく上昇する銘柄が少ないことの2つが考えられる。
- 実際に投資期間が長いほど収益率の銘柄間格差が大きく、また大きく上昇している銘柄が少ない傾向があった。さらに、上昇相場ほど大きく上昇している銘柄が少なく、少数の銘柄が大きく上昇して株式市場をけん引している傾向もあった。
- 個別銘柄投資で上手く運用するには銘柄選択が重要であり、それに加えて少数の銘柄に集中投資をせずに、ある程度の数の銘柄に分散して投資をすることが必要であると思われる。
1――はじめに
2――当たり外れが大きく、確率的には上手くいきにくい
3――投資期間が長いほど顕著に
4――株式市場をけん引する銘柄が存在
5――さいごに
(2019年03月04日「基礎研レポート」)
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経歴
- 【職歴】
2008年 大和総研入社
2009年 大和証券キャピタル・マーケッツ(現大和証券)
2012年 イボットソン・アソシエイツ・ジャパン
2014年 ニッセイ基礎研究所 金融研究部
2022年7月より現職
【加入団体等】
・日本証券アナリスト協会検定会員
・投資信託協会「すべての人に世界の成長を届ける研究会」 客員研究員(2020・2021年度)
前山 裕亮のレポート
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