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2022年データによる65歳時点の健康余命~新型コロナで平均余命は短縮したが

保険研究部 主任研究員・ヘルスケアリサーチセンター兼任 村松 容子
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健康寿命は、3年おきに算出されており、2019年まで男女とも延伸し続けてきた。2022年の健康寿命(0歳時点の健康余命)は、新型コロナによる余命短縮にともない、「2022年健康寿命はコロナ禍の影響で伸び悩み?コロナ禍の影響はどの程度か。*」で推計したとおり、2019年と比べて男性は短縮し、女性は微増にとどまった。
本稿では、「2022年簡易生命表」を使って65歳時点の「2022年健康余命」の概算結果を紹介する。さらに、新型コロナによる死亡を除去した生命表を作成して、新型コロナによる死亡を除去した2022年の健康余命の試算も試みた。
* 村松容子「2022年健康寿命はコロナ禍の影響で伸び悩み?コロナ禍の影響はどの程度か。」ニッセイ基礎研究所 基礎研レポート(2023年10月10日)https://www.nli-research.co.jp/report/detail/id=76269?site=nli
■目次
1――はじめに
2――2022年 65歳時点の健康余命は、男女とも短縮
1|2022年 65歳時点の健康余命
2|日常生活に影響がある人の割合は、高年齢部分で引き続き低下
3――新型コロナによる死亡を除去した場合の健康寿命計算の試み
4――おわりに
(2024年08月05日「基礎研レター」)

03-3512-1783
- 【職歴】
2003年 ニッセイ基礎研究所入社
村松 容子のレポート
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