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2021年09月17日
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■要旨
■目次
1――引き続き買われている米国株式
2――米株高を支えた2つの要因が消失?
3――金融政策以上に業績急拡大の一服が怖い
4――余裕を持った投資を
- 投資家の米国株式への投資意欲は強いが、今後、米国株式は投資家にとって我慢が必要な展開になる場合もあるため、米国株式を投資する際は余裕を持った投資を心がけたい。
- これまで米国株式は米国の金融政策・低金利と企業業績の急激な回復・拡大の2つの要因によって上昇が続いていたが、今後、この2つの要因とも消失する可能性がある。
- 特に金融政策・低金利以上に企業業績の拡大鈍化は警戒すべきことだと考えているが、早ければこの秋以降に市場で企業業績の拡大鈍化が意識されるかもしれない。
- 米国株式は9月に入って方向感が乏しい展開が続いているが、米国企業の業績拡大の鈍化を見越した動きであるならば、再び上昇基調に転じるのに時間がかかることも考えられる。
■目次
1――引き続き買われている米国株式
2――米株高を支えた2つの要因が消失?
3――金融政策以上に業績急拡大の一服が怖い
4――余裕を持った投資を
(2021年09月17日「基礎研レター」)
03-3512-1785
経歴
- 【職歴】
2008年 大和総研入社
2009年 大和証券キャピタル・マーケッツ(現大和証券)
2012年 イボットソン・アソシエイツ・ジャパン
2014年 ニッセイ基礎研究所 金融研究部
2022年7月より現職
【加入団体等】
・日本証券アナリスト協会検定会員
・投資信託協会「すべての人に世界の成長を届ける研究会」 客員研究員(2020・2021年度)
前山 裕亮のレポート
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