2019年11月05日

EIOPAがソルベンシーIIの2020年レビューに関するCPを公表(2)-CPの内容及び提案等の概要-

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■要旨

ソルベンシーIIに関しては、レビューの第2段階として、ソルベンシーIIの枠組みの見直しが2021年までに行われる予定となっており、その検討が既にスタートしている。欧州委員会は、EIOPAに対して、2019年2月11日に指令2009/138 / EC2(ソルベンシーII)のレビューに関する助言要請 を行った。これを受けて、EIOPAが検討を進めていたが、2019年10月15日に、ソルベンシーIIの2020年レビューにおける技術的助言に関するコンサルテーション・ペーパー(以下、「今回のCP」という)を公表 した。

前回のレポートでは、今回のCPにいたるまでの、ソルベンシーIIの2020年のレビューに関する欧州委員会の助言要請の内容及びこれまでの監督当局や業界団体の動きについて報告した。今後複数回のレポートで、EIOPAの今回のCPの概要について報告する。まずは、今回のレポートでは、CPの全体的な概要及び提案の要約等を報告する。

■目次

1―はじめに
2―今回のCPの全体的な概要
  1|今回のCPに至る背景
  2|今回のCPのカバー範囲
  3|今回のCPにおけるレビューの基本的考え方
  4|今回のCPにおけるレビューの参考資料
  5|今回のCPにおけるレビューに伴う影響評価
  6|今後のスケジュール
3―今回のCPにおける提案等の概要
  1|技術的助言要請項目の分類
  2|主な具体的検討事項及び提案
  3|変更提案の影響
  4|協議された助言の主な内容
  5|背景資料-影響評価等-
4―まとめ
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中村 亮一

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