- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 資産運用・資産形成 >
- 資産運用 >
- 長期投資の対象、何が良いのか-S&P500、ナスダック100、先進国株式型で良かった
長期投資の対象、何が良いのか-S&P500、ナスダック100、先進国株式型で良かった
金融研究部 熊 紫云
文字サイズ
- 小
- 中
- 大
20年くらいの長期にわたる資産形成において、新NISAの投資対象には債券、株式(個別株)、投資信託等多様な選択肢がある中、何が良いのか。
具体的には、20年間にわたって毎月一定の金額(5万円)を投資し続けることを前提に、2025年2月末までのデータを用いて、投資対象ごとに20年後の最終時価残高を分析した。過去のデータを用いたシミュレーションにより、米国株式型(ナスダック100、S&P500)、先進国株式型の株式インデックスが長期的に高リターンをもたらす可能性が高いことを確認した。
特に米国株式型、先進国株式型の株式インデックスの構成銘柄で時価上位の米国企業(アップル、グーグル、アマゾン等)が競争力が強いという状況は今後もしばらく持続するとみてよいと筆者は考えている。
若い世代等老後資金など長期の資産形成を考える際は、まず先進国株式型、米国株式型など、将来高いリターンが期待できる株式インデックス型の投資対象に、無理のない範囲内で投資を始めることが何より大切である。
(2025年03月18日「基礎研レター」)
このレポートの関連カテゴリ
金融研究部
熊 紫云
熊 紫云のレポート
| 日付 | タイトル | 執筆者 | 媒体 |
|---|---|---|---|
| 2025/03/18 | 長期投資の対象、何が良いのか-S&P500、ナスダック100、先進国株式型で良かった | 熊 紫云 | 基礎研レター |
| 2025/03/14 | 株式インデックス投資において割高・割安は気にするべきか-長期投資における判断基準について考える | 熊 紫云 | 基礎研レポート |
| 2025/01/22 | 日本の株式インデックスは長期投資に向いているのか~なぜ海外の主要な株式インデックスは上昇してきたのか | 熊 紫云 | 基礎研レポート |
| 2024/11/26 | 新NISA、積立投資と一括投資、どっちにしたら良いのか~なぜ米国株式型が強かったのか~ | 熊 紫云 | ニッセイ景況アンケート |
新着記事
-
2025年11月06日
世の中は人間よりも生成AIに寛大なのか? -
2025年11月06日
働く人の飲酒量とリスク認識:適正化に気づくのはどのような人か -
2025年11月06日
Meta、ByteDanceのDSA違反の可能性-欧州委員会による暫定的見解 -
2025年11月06日
財政赤字のリスクシナリオ -
2025年11月06日
老後の住宅資産の利活用について考える
お知らせ
-
2025年07月01日
News Release
-
2025年06月06日
News Release
-
2025年04月02日
News Release
【長期投資の対象、何が良いのか-S&P500、ナスダック100、先進国株式型で良かった】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
長期投資の対象、何が良いのか-S&P500、ナスダック100、先進国株式型で良かったのレポート Topへ










