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コロナ禍対応で特例免除54万件、標準報酬特例改定50万人~年金改革ウォッチ 2022年1月号
保険研究部 上席研究員・年金総合リサーチセンター 公的年金調査室長 兼任 中嶋 邦夫
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1 ―― 先月までの動き
年金事業管理部会は、委員の3分の1が交代し、日本年金機構の2020年度の取組状況などについて報告を受けた。年金記録訂正分科会は、年金記録の訂正の状況について報告を受けた。年金数理部会は、厚生年金財政の第1号被保険者部分と国民年金財政および基礎年金財政について、2020年度の状況を確認した。
2 ―― ポイント解説:コロナ禍に伴う保険料免除等による、将来の年金額への懸念
事業管理部会では、2020年度の取組状況の一環としてコロナ禍への対応状況が報告された。本稿では、対応内容を確認し、今後の影響を考察する。
1|コロナ禍への対応内容
:国民年金保険料の免除や厚生年金の標準報酬月額の特例改定(引下げ)等
2|コロナ禍対応の影響
:個人の将来の年金額が減少する要因に
* 年金改革ウォッチは、毎月第1火曜日に連載(祝日は休載)。
(2022年01月04日「保険・年金フォーカス」)
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03-3512-1859
- 【職歴】
1995年 日本生命保険相互会社入社
2001年 日本経済研究センター(委託研究生)
2002年 ニッセイ基礎研究所(現在に至る)
(2007年 東洋大学大学院経済学研究科博士後期課程修了)
【社外委員等】
・厚生労働省 年金局 年金調査員 (2010~2011年度)
・参議院 厚生労働委員会調査室 客員調査員 (2011~2012年度)
・厚生労働省 ねんきん定期便・ねんきんネット・年金通帳等に関する検討会 委員 (2011年度)
・生命保険経営学会 編集委員 (2014年~)
・国家公務員共済組合連合会 資産運用委員会 委員 (2023年度~)
【加入団体等】
・生活経済学会、日本財政学会、ほか
・博士(経済学)
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