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2019年05月14日
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3. 不動産サブセクターの動向
日本不動産研究所によると、2018年下期の全国の主要都市のプライム店舗賃料は高水準を維持している(図表-19)。今回、表参道1Fの賃料単価が61,100円/坪と銀座1Fの賃料単価56,700円/坪を越え、表参道の引き合いの強さが示された。しかし、銀座のブランド力は顕在で、新規出店、既存ブランド店のエリア内優良立地へ移転などの動きも継続している。各主要都市ではインバウンド需要のドラッグストアの出店が続いており、賃料を押し上げている。ただし、中国検索エンジン大手(百度(バイドゥ))によると、2019年1月の中国の電子商務法施行により在日中国人バイヤーの7割が取引を休止し、そのうちの5割は「ドラッグストアやショッピングモールで仕入れていた」と答えていることから、今後のインバウンド消費を含めた商業施設売上への影響を注視したい。
(2019年05月14日「不動産投資レポート」)
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経歴
- 【職歴】
2000年 東海銀行(現三菱UFJ銀行)入行
2006年 総合不動産会社に入社
2018年5月より現職
・不動産鑑定士
・宅地建物取引士
・不動産証券化協会認定マスター
・日本証券アナリスト協会検定会員
・2022年、2023年 兵庫県都市計画審議会専門委員
渡邊 布味子のレポート
日付 | タイトル | 執筆者 | 媒体 |
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