2019年05月10日

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■要旨

名古屋のオフィス空室率は、2018年の新規供給が限定的であったことを反映し、過去最低水準まで低下した。名古屋市全体では好調な市況が続いているが、賃料の動向をみると、エリア間での格差も見られる。本稿では、名古屋のオフィス市況を概観した上で、2023年までの賃料予測を行う。

■目次

1. はじめに
2. 名古屋オフィス市場の現況
  2-1. 空室率および賃料の動向
  2-2. オフィス市場の需給動向
  2-3. 空室率と募集賃料のエリア別動向
3. TOPICS:「名駅地区」と「栄地区」における就業者の動向及び特性
  3-1. 就業者数
  3-2. 就業者の特性
  3-3. 業種別就業者数の増減
  3-4. まちづくりの方向性
4. 名古屋オフィス市場の見通し
  4-1. 生産年齢人口の見通し
  4-2. オフィスビルの新規供給見通し
  4-3. 賃料見通し
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金融研究部   主任研究員

吉田 資 (よしだ たすく)

研究・専門分野
不動産市場、投資分析

経歴
  • 【職歴】
     2007年 住信基礎研究所(現 三井住友トラスト基礎研究所)
     2018年 ニッセイ基礎研究所

    【加入団体等】
     一般社団法人不動産証券化協会資格教育小委員会分科会委員(2020年度~)

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【「名古屋オフィス市場」の現況と見通し(2019年)】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。

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