2015年10月26日

過度な利益調整は企業倒産の可能性を高めるかもしれない-ここ10年間の倒産企業に起きている変化

金融研究部 准主任研究員   福本 勇樹

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■要約

  • 昨今、粉飾起因の企業倒産が増加している。そこで、倒産企業の財務指標に変化が生じているか調査を行った。
  • 2005年前後を境に、「営業利益÷総資産」と「売上高÷総資産」について、その水準に変化が生じている。
  • この背景として、「過度な利益調整」や社会環境の変化が影響している可能性が考えられる。
  • 通常の財務分析と「純営業資産の変化率」を併用することで、業績悪化による企業倒産と過度な利益調整による企業倒産の両方について、その兆候を検知できる可能性が高まる。

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金融研究部   准主任研究員

福本 勇樹 (ふくもと ゆうき)

研究・専門分野
リスク管理・価格評価

(2015年10月26日「基礎研レター」)

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