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2025年11月06日

働く人の飲酒量とリスク認識:適正化に気づくのはどのような人か

保険研究部 主任研究員・ヘルスケアリサーチセンター兼任 村松 容子

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■要旨

厚生労働省は、1日当たりの純アルコール量が男性40g以上、女性20g以上になると生活習慣病リスクが高まるとし、飲酒量の適正化を推奨している。しかし、リスクのある飲酒をする人の割合は改善していない。

本稿では、被用者を対象とした調査データを用いて、リスクの高い量を飲酒している人の中で、どのような人が「飲酒量の適正化の必要性」を認識しているのかを、体調不良や受診歴、ヘルスリテラシーの高さの面から分析した。

■目次

1――はじめに~飲酒量の適正化にむけた課題
2――飲酒実態と飲酒量の適正化に対する考え方
  1|本調査における飲酒量と適正化に対する考え方
  2|「飲酒量の適正化」が必要だと思う人の特徴
3――まとめ~不調を経験して初めて飲酒量の適正化の必要性を認識

本資料記載のデータは各種の情報源から入手・加工したものであり、その正確性と完全性を保証するものではありません。
また、本資料は情報提供が目的であり、記載の意見や予測は、いかなる契約の締結や解約を勧誘するものではありません。

(2025年11月06日「基礎研レポート」)

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保険研究部   主任研究員・ヘルスケアリサーチセンター兼任

村松 容子 (むらまつ ようこ)

研究・専門分野
健康・医療、生保市場調査

経歴
  • 【職歴】
     2003年 ニッセイ基礎研究所入社

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