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- 雇用関連統計24年2月-就業者数が大幅に増加する一方、新規求人数は減少が続く
2024年03月29日
1.失業率は前月から0.2ポイント上昇の2.6%
雇用者数(役員を除く)は前年に比べ81万人増(1月:同44万人増)と24ヵ月連続で増加した。雇用形態別にみると、正規の職員・従業員数が前年差49万人増(1月:31万人増)と4ヵ連続、非正規の職員・従業員数が前年差32万人増(1月:同13万人増)と6ヵ月連続で増加した。
2.減少が続く新規求人数
厚生労働省が3月29日に公表した一般職業紹介状況によると、24年2月の有効求人倍率は前月から0.01ポイント低下の1.26倍(QUICK集計・事前予想:1.27倍、当社予想も1.27倍)となった。有効求人数が前月比0.5%の増加となったが、有効求職者数が同1.0%と求人数を上回る伸びとなったことが求人倍率の低下につながった。
有効求人倍率の先行指標である新規求人倍率は前月から0.02ポイント低下の2.26倍となった。新規求人数が前月比1.6%の増加、新規求職申込件数が同2.8%の増加となった。
新規求人数は前年比▲3.6%(1月:同▲3.0%)と6ヵ月連続で減少した。産業別には、生活関連サービス・娯楽業が前年比▲7.9%(1月:同5.7%)と2ヵ月ぶりに減少したほか、製造業(同▲8.7%)、建設業(同▲2.4%)が12ヵ月連続、卸売・小売業(同▲4.5%)が9ヵ月連続、宿泊・飲食サービス業(同▲8.4%)が4ヵ月連続で減少した。
有効求人倍率の先行指標である新規求人倍率は前月から0.02ポイント低下の2.26倍となった。新規求人数が前月比1.6%の増加、新規求職申込件数が同2.8%の増加となった。
新規求人数は前年比▲3.6%(1月:同▲3.0%)と6ヵ月連続で減少した。産業別には、生活関連サービス・娯楽業が前年比▲7.9%(1月:同5.7%)と2ヵ月ぶりに減少したほか、製造業(同▲8.7%)、建設業(同▲2.4%)が12ヵ月連続、卸売・小売業(同▲4.5%)が9ヵ月連続、宿泊・飲食サービス業(同▲8.4%)が4ヵ月連続で減少した。
(お願い)本誌記載のデータは各種の情報源から入手・加工したものであり、その正確性と安全性を保証するものではありません。また、本誌は情報提供が目的であり、記載の意見や予測は、いかなる契約の締結や解約を勧誘するものではありません。
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経歴
- ・ 1992年:日本生命保険相互会社
・ 1996年:ニッセイ基礎研究所へ
・ 2019年8月より現職
・ 2010年 拓殖大学非常勤講師(日本経済論)
・ 2012年~ 神奈川大学非常勤講師(日本経済論)
・ 2018年~ 統計委員会専門委員
(2024年03月29日「経済・金融フラッシュ」)
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