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- ユーロ圏失業率(2022年8月)-2か月連続で6.6%
2022年10月03日
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1.結果の概要:6%台半ばの低水準で横ばい推移
1 bloomberg集計の中央値。以下の予想値も同様。
2.結果の詳細:失業者数の減少は続くが、減少幅が小幅に
ユーロ圏の22年8月の失業率は6.6%で、前月(6.6%)から横ばいで、7月に続き統計データ公表以来の最低値での推移となった。また、今回公表された7月以前の失業率はほとんど改定されなかった。
失業者数は7月の前月差で3.0万人減となりわずかに減少、時系列でみると減少幅は小さくなっている(図表3・4)。主要国ではドイツ(+0.0万人)が横ばい、フランス(▲4.5万人)、イタリア(▲3.1万人)、スペイン(▲1.0万人)が減少だった。
8月の若年失業率は13.9%で7月(14.0%)から低下した(図表2)。なお、7月以前の数値は改善方向に改定されている(7月14.2→14.0%、6月:14.4→14.3%、5月14.0→13.9%、)。若年失業者数は8月で213.6万人(前月差▲1.7万人)となり、前月から減少している(図表4)。
失業者数は7月の前月差で3.0万人減となりわずかに減少、時系列でみると減少幅は小さくなっている(図表3・4)。主要国ではドイツ(+0.0万人)が横ばい、フランス(▲4.5万人)、イタリア(▲3.1万人)、スペイン(▲1.0万人)が減少だった。
8月の若年失業率は13.9%で7月(14.0%)から低下した(図表2)。なお、7月以前の数値は改善方向に改定されている(7月14.2→14.0%、6月:14.4→14.3%、5月14.0→13.9%、)。若年失業者数は8月で213.6万人(前月差▲1.7万人)となり、前月から減少している(図表4)。
(お願い)本誌記載のデータは各種の情報源から入手・加工したものであり、その正確性と安全性を保証するものではありません。また、本誌は情報提供が目的であり、記載の意見や予測は、いかなる契約の締結や解約を勧誘するものではありません。
(2022年10月03日「経済・金融フラッシュ」)
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経歴
- 【職歴】
2006年 日本生命保険相互会社入社(資金証券部)
2009年 日本経済研究センターへ派遣
2010年 米国カンファレンスボードへ派遣
2011年 ニッセイ基礎研究所(アジア・新興国経済担当)
2014年 同、米国経済担当
2014年 日本生命保険相互会社(証券管理部)
2020年 ニッセイ基礎研究所
2023年より現職
・SBIR(Small Business Innovation Research)制度に係る内閣府スタートアップ
アドバイザー(2024年4月~)
【加入団体等】
・日本証券アナリスト協会 検定会員
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