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- 【3月米住宅着工、許可件数】着工件数は前月から減少し、予想を下回ったものの、許可件数は前月、予想を上回る結果。
2017年04月19日
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1.結果の概要:住宅着工件数は前月から減少、市場予想も下回る
2.結果の評価:住宅市場の回復は持続
住宅着工件数の伸びは、前月比▲6.8%(前月:+5.0%)と前月からマイナスに転じたものの、前年同月比では+9.2%(前月:+7.4%)と4ヵ月連続のプラスとなるなど、回復基調が持続している(図表3)。これは2月までみられた暖冬が一部影響している可能性がある。
住宅着工件数(前月比)を戸建てと集合住宅に分けてみると、戸建てが▲6.2%(前月:+7.6%)と3ヵ月ぶりにマイナスに転じたほか、集合住宅も▲7.9%(前月:横這い)とマイナスとなった。
一方、住宅着工件数(前月比)の地域別寄与度は、北東部こそ+1.2%ポイント(前月:▲0.8%ポイント)と前月からプラスに転じたものの、それ以外の地域では、中西部が▲2.3%ポイント(前月:▲1.4%ポイント)、南部が▲1.5%ポイント(前月:▲1.4%ポイント)、西部が▲4.1%ポイント(前月:+8.5%ポイント)と全てマイナスとなった(図表4)。
住宅着工件数(前月比)を戸建てと集合住宅に分けてみると、戸建てが▲6.2%(前月:+7.6%)と3ヵ月ぶりにマイナスに転じたほか、集合住宅も▲7.9%(前月:横這い)とマイナスとなった。
一方、住宅着工件数(前月比)の地域別寄与度は、北東部こそ+1.2%ポイント(前月:▲0.8%ポイント)と前月からプラスに転じたものの、それ以外の地域では、中西部が▲2.3%ポイント(前月:▲1.4%ポイント)、南部が▲1.5%ポイント(前月:▲1.4%ポイント)、西部が▲4.1%ポイント(前月:+8.5%ポイント)と全てマイナスとなった(図表4)。
(お願い)本誌記載のデータは各種の情報源から入手・加工したものであり、その正確性と安全性を保証するものではありません。また、本誌は情報提供が目的であり、記載の意見や予測は、いかなる契約の締結や解約を勧誘するものではありません。
(2017年04月19日「経済・金融フラッシュ」)
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経歴
- 【職歴】
1991年 日本生命保険相互会社入社
1999年 NLI International Inc.(米国)
2004年 ニッセイアセットマネジメント株式会社
2008年 公益財団法人 国際金融情報センター
2014年10月より現職
【加入団体等】
・日本証券アナリスト協会 検定会員
窪谷 浩のレポート
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