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- 4月日銀決定会合:景気判断を先月より一歩進める
■見出し
・景気判断を上方修正 「持ち直している」 ⇒ 「持ち直しを続けている」
・4/30日の展望レポートも上方修正へ
■introduction
日銀は6・7日の政策決定会合で、政策金利の誘導目標を0.1%前後に据え置くことを全員一致で決定した。
景気の現状判断については、「海外経済の改善や各種対策の効果などから、持ち直しを続けている」と、先月(3月)の「内外における各種対策の効果などから持ち直している」と若干の修正を行った。白川総裁は会見で「国内民間需要の自律的回復力はなお弱いが、景気持ち直しの持続傾向がより明らかになってきたことを踏まえて、先月から一歩判断を進めた」と述べている。
判断を一歩進めた理由として、総裁は会見で、「第一点は景気の持ち直しの持続性が明確になってきた。ひところ言われた二番底懸念はかなり薄れた。二つ目に、個別の需要項目で、設備投資の判断は、従来のおおむね下げ止まりから、一歩進めて下げ止まりという表現にした。先行きの自律回復の芽というか萌芽もいくつかみられた」などを指摘している。
(2010年04月07日「経済・金融フラッシュ」)
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03-3512-1837
- ・ 1992年 :日本生命保険相互会社
・ 1995年 :ニッセイ基礎研究所へ
・ 2021年から現職
・ 早稲田大学・政治経済学部(2004年度~2006年度・2008年度)、上智大学・経済学部(2006年度~2014年度)非常勤講師を兼務
・ 2015年 参議院予算委員会調査室 客員調査員
矢嶋 康次のレポート
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