- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- THE CITY OF LONDON - ヨーロッパの金融センター
文字サイズ
- 小
- 中
- 大
■見出し
1.はじめに
2.ヨーロッパの金融の中心地ロンドン
3.シティの成功の鍵
4.英国の金融機関の地位
5.21世紀に向けて
6.結論
■introduction
ロンドンは世界最大の国際金融センターである。ニューヨーク、東京も巨大な国内資本市場を有するが、そこで行われる国際的な金融サービスの規模という点からみれば、ロンドンを凌ぐものはない。
欧州内で比較しても、ロンドン市場の規模は他を圧倒している。しかし、国内市場としては最大、国際金融サービスに関しても独占状態というロンドンの地位は、将来も保証されているわけではない。東欧諸国のEU(欧州連合)への加盟、市場統合に伴う投資サービス指令の実施、通貨統合への動きなどが、ロンドンの金融センターとしての独占的な地位を脅かす可能性がある。また、通信技術の発達により、「金融市場」という概念自体が時代遅れとなっていくかもしれない。
本論では、ロンドンが欧州最大の金融センターとしての地位を築いてきた背景について触れた後、今後それを脅かす可能性のある問題に言及する。
(1995年04月01日「調査月報」)
このレポートの関連カテゴリ
ジョン・ドウ
ジョン・ドウのレポート
日付 | タイトル | 執筆者 | 媒体 |
---|---|---|---|
1997/01/01 | たかが数字、されど数字 ―― 私感 | ジョン・ドウ | 調査月報 |
1996/07/01 | ストライキを忘れた英国労働者 | ジョン・ドウ | 調査月報 |
1995/07/01 | 労働党政権下の英国 -金融市場に懸念材料はあるか- | ジョン・ドウ | 調査月報 |
1995/04/01 | THE CITY OF LONDON - ヨーロッパの金融センター | ジョン・ドウ | 調査月報 |
新着記事
-
2025年07月08日
今週のレポート・コラムまとめ【7/1-7/7発行分】 -
2025年07月07日
ベトナム経済:25年4-6月期の成長率は前年同期比7.96%増~駆け込み輸出により製造業が好調 -
2025年07月07日
トランプ関税前後の貿易状況 -
2025年07月07日
2025年上期のJリート市場は7.6%上昇。需給やファンダメンタルズの改善が上昇を後押し~売却益計上による還元強化の取組みが継続 -
2025年07月07日
「縮みながらも豊かに暮らす」社会への転換(1)-SDGs未来都市計画から読み解く「地方創生2.0」への打ち手
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2025年07月01日
News Release
-
2025年06月06日
News Release
-
2025年04月02日
News Release
【THE CITY OF LONDON - ヨーロッパの金融センター】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
THE CITY OF LONDON - ヨーロッパの金融センターのレポート Topへ